リーダーの定義
突然ですが、皆さん「リーダー」と聞いて、何を思い浮かべますか？
リーダーは常に先頭に立ち、カリスマ性を発揮して、目に見える形でグループをリードする人でしょうか？
それとも、列の最後尾で、グループを観察し、見守る人もリーダーと呼べるのでしょうか？
先週、私は１７人の女子高生をアウトドア教育キャンプに７日間連れて行きました。カリフォルニアの自然資源や先民族について学び、ハイキングやキャンピングを通してリーダーシップ・スキルを身につけるという内容のプログラムでした。
ハイキングの際、私は co-leader から、最後尾に立ってグループをまとめるように頼まれました。
後ろから皆についていく私は、先頭を歩くカリスマ的なリーダーを見て、「どうして自分はリーダーらしく前に立ってないんだろう」と一瞬、思いました。そう考えた私は、自分が小さく感じ、リーダーではないと思い始めました。気がつくと、私は徐々にグループから遠ざかっていました。
でも、私はふと思い出しました。大学院で学んだリーダーの定義。
それは、自分の才能やスキルを知り、今いる場所から自分に出来ることをすること。
目に見えるものであれ、見えないものであれ、どこかの誰かの役になっていることを信じ、自分の行動に自信と責任を持つこと。
これを思い出した私は、一瞬にして、自信とやる気が湧いてきました。
自分のリーダーシップを必要としている人たちのために、今いる所からできることを精一杯やろうという気持ちになったのです。
だって私には、列から遅れを取った人たちに気がついて、前に進み続けられるよう、励ますことができる。
後ろからの視点でグループの微妙な挙動に気づき、必要だと思う人に声を掛けることができる。
背後で何が起こっているのか見えないリーダーに、私だから気づく視点を共有する事ができる。
最後尾にいる私だって、リーダーだから。どこにいようと、なにをしていようと、私はリーダー。
そう思えた旅でした。そして、引き続き、生徒のリーダーシップ開花をサポートしよう、と思えた旅でした。
ということで、新プログラムの紹介です！
自分の「Who you are」をしっかり理解し、自分ならではのリーダーシップを開花させたい９年＆１０年生たちへ。
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