よくあるトピックは避けるべきか?

College application essayで学生が最もよく悩むのがテーマ選びです。私の生徒のほとんどが、何らかの形で日本のバックグラウンドを持っています。そして、大抵の生徒はそれを誇りに思い、アドミッションに何らかの形で伝えたいと言います。でもそこで、よく聞かれる質問があります。それは、「ありがちな内容は避けるべきでしょうか?」

今まで何十人もの生徒が夢の大学に進学し、奨学金も獲得するためのエッセイサポートをしてきた私の回答は明確です。 いいえ、避けるべきではありません!

あなた独自のストーリー

確かに、ある内容は大学エッセイにおいてよく見られるものです。ですが、その内容の背景にある経験は、個々の学生にとって非常に個人的でユニークなものです。アメリカに来た経験や multiculral アイデンティティは、admissions counselor にとって馴染みのあるものでしょうが、その経験があなたをどのように形作ったのかを知っているのはあなただけです。

例えば、二人の学生が移住の経験について書くとします。一方は新しい国に移住する際の孤独感やカルチャーショックに焦点を当て、もう一方は家族の苦労について強調するかもしれません。同じテーマであっても、全く異なるストーリーが展開されるのです。重要なのは、あなたしか語れないストーリーをどのように伝えるかです。

異なる収穫

同じような試練に直面した学生でも、それぞれ違った学びや収穫があるはずです。これらの学びは、将来に大きな影響を与えるスキルや視点に変換されることがよくあります。

このような経験について書くときは、具体的に何を学んだか、その学びが自分の目標や願望を繋げるようにしましょう。どのようなスキルを身につけましたか?そのスキルを人生の他の分野でどのように活かしましたか?この経験をどう将来に活かしますか?

ストーリーテリングの力

あなた自身のストーリーを語れるのはあなただけだからです。あなたのパーソナルな物語はユニークであり、たとえ共通のテーマであっても新鮮で魅力的に感じられる要因です。

あなたのストーリーを際立たせるためには、できるだけ多くの明確な詳細を含めることが重要です。感情、心境、あなたの経験を生き生きと描写してください。 ”Show, don’t tell” というフレーズがありますが、その通りです。

例えば、「努力した」と述べるのではなく、朝太陽が出る前に起きて、休日は3時間運転して試合に出て、移動中に宿題をして、など詳しく説明してください。より詳しく状況や心境を描くことで、読んでる人へのインパクトが大きくなります。

最後に

多くの生徒が書きそうな、アイデンティティーに絡めたテーマを避けるのは賢明かもしれないという考え方がある一方で、実際にはあなた自身の「Who you are」が最も重要です。

あなたの個々の経験、学んだ教訓、そしてそれらを描写する方法が、あなたのエッセイを際立たます。だからこそ、自信を持って、堂々とあなたしか語れない自分のストーリーを語ってください!


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