今から出来る大学進学の準備(学年ごと)
アメリカの大学進学で最も大事と言っても過言では無いGrade Point Average (成績)。大学によっては、9年生の成績から見ます。
なので、いってみれば、大学進学の準備は9年生から始まっているのです。長いようで短い4年間、毎年を計画的に過ごせば、最大限の可能性を発揮できるでしょう!
以下のガイドは、あくまでも目安なので、全てをやらなくてはならない訳ではありません。また、スポーツや芸術で大学に行かれる生徒は少し準備の内容やタイムラインも異なりますので、ご了承ください。
9th grade
いい成績をとって、できるだけGPAをあげる。Honors クラスに挑戦してみる
アカデミックスキルをあげる(high-level vocabulary, writing skills, time management, self-care など)
Extracurricular activities - 興味あることに取り組む、やってみたいことを色々試してみる (clubs, volunteering, internships, job, etc.)
Personality testsやself-discovery assessmentsを色々受けてみる(これらのテストはあくまでも一つの情報として、知っておくと面白いという程度で。処方的に使わないことをお勧めします)
10th grade
いいGPAを保つ。また、興味ある分野・得意な分野のAP/IB や Honors クラスにチャレンジしてみる
Extracurricular activities を継続する
今までやってきた活動、賞、成果などを記録する。こうすることで、後でレジュメが必要な時(例えば夏にインターンにアプライする時などに素早く用意できる)
旅行がてら、 大学キャンパスを歩き回る、先輩の大学を案内してもらう
11th grade
Fall
GPAを保つ・あげる!大学によっては、11年生のGPAまでが見られるので、成績が重要!
AP/IB やHonors クラスをできる範囲で取る
今まで続けてきた extracurricular activities の中から、leadership role にチャレンジしてみる
大学で絶対欠かせない条件(例:都会に大学がある、クラスが小さい、リサーチをundergraduateで出来る機会が豊富、など)や経験したいこと(例:Greek Life に入る、留学する、など)を考え始める
大学リサーチを始める(ここで、興味ある大学のapplication requirements をチェック。SAT/ACT が必要な大学があるか把握しておく事)
SAT/ACTが必要な大学を受ける場合、テスト勉強を始めてテストを受ける
Winter
大学キャンパスを歩き回る、先輩の大学を案内してもらう
レジュメ作成(インターンシップやサマープログラムにアプライする場合、必要とされることが多い)
Letter of recommendation をどの先生に書いてもらうかを考え始める(もし、この時点で頼める先生がいない場合、授業で積極的になったり、放課後先生に会いに行くなどして、先生との関係性を深める)
Spring
SAT/ACTが必要な大学を受ける場合、テストを受ける
AP/IB テストを受ける
春・夏にできるインターンシップや仕事経験を探す
大学で欠かせない条件を書き出し、大学リサーチ
College List 作成
学年が終わる前に、Letter of Recommendation を書いてもらいたい先生に伝えておく(先生も秋になったらどの生徒のためにレターを書くかを把握できるとありがたい)
12th grade
Summer
8月1日以降、 Common Application/University of California アカウントを作る(このシステム以外の大学にアプライする場合はウェブサイトに行ってタイムラインを把握する)
アプリケーション準備(夏に始めることをお勧め)
College List に必要な情報、デッドラインを記入
大学進学エッセイ
推薦状を書いてもらうためのBrag Sheet(レジュメに似たもの)を作成
Fall
チャレンジングなクラスや興味のある major に関係する分野のクラスを取る
10月1日以降、Financial Aid (Free Assistance for Federal Student Aid/CSS Profile)アカウントを作り、 家族で取り組む
興味ある大学にはEarly Decision/Early Action でアプライする(Early Decision = “binding” 受かったら行かなくてはならない/Early Action = “non-binding” 早く結果が戻ってくるメリットがある)
正式なキャンパスビジットに参加する、オーバーナイトプログラムに参加する(大学から飛行機代が出て、ご招待してもらえる場合もある)
Early Action/Early Decision でアプライした場合、インタビューに招待される場合もあるので、その準備をする
Winter
Regular Decisionでアプライする生徒は締切が大体12月ー2月
成績を出来る限り下げずにバランスよく全てに取り組む
冬休みの機会に、大学訪問
Early Action/Early Decision でアプライした場合、結果は早くて12月、遅くて2月に出る
Spring
4月1日までは全ての結果が発表される
合格した後、Admitted Day program に参加して、大学の雰囲気・生徒のカラー・授業風景を経験する
5月1日 National Decision Day までに、行く大学に連絡
以上、学年ごとの大学進学の準備ガイドでした!
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